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「ポニョ」フランス語記事

2008年10月15日(水)22時44分

(以下はおーたさんに翻訳していただきました。おーたさん、ありがとうございます)

フランス映画サイトAllocineのベネチア映画祭レポートより『ポニョ』関連を抜粋

2008年9月1日 23h43

、、、、パーティーは思った通り、朝の4時ごろに終わった。9時のプレス向け上映予定の映画は魅惑の秘蹟とするべきであろう。思いがけないチャンス。宮崎の新作、ポニョだったのである。
それはまず、同僚のエリックに宛てたメッセージでもあり、彼は今年に入ってからというもの事務所でポニョの歌を隙あらば口ずさんでいたからである。人当たりの良い砂糖菓子みたいな歌だが、一度聴いたら脳味噌にこびり付く。ああ、エリックよ。彼は大好きな歌を聴くために映画の最後のクレジットまで待たなければならなかったのだ。その偉大なる瞬間に先立つ1時間40分は陶酔状態であり、それは観客達も同様であった。この手の監督でよくあることだが、宮崎の生き生きとした饗宴は少し消化しにくい、というかお腹一杯になってしまうのだが、透明な美しさをもつポニョの詩情はシンプルかつ力強い感動を呼び起こし、圧倒されずにはいられない。

ポニョは人間の女の子になることを夢見る赤い小さな魚である。風変わりなお母さんとの二人で海辺の崖の上で暮らす男の子と出会うことで、この夢は実現されていく。現実から完全に切り離されることなく(津波の災害については疑問もあるのだが)、この映画にはいつものように美術的な仰天アイデアが、たとえばポニョの父親が彼女を探し出すために繰り出す眼のついた波だとかが詰め込まれている。不思議なことに、海の世界を描くために空の世界(「ラピュタ」や「ハウル」)を離れた宮崎のこの映画はかつて無いほどに軽やかだ。プレス向け上映で、この作品は熱烈な喝采が贈られた。批評家達のお気に入りであるポニョは金獅子を宮崎に、2005年にそれまでの業績に対して名誉獅子賞を受けた監督に、もたらすのだろうか?
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