ジブリアニメの海外進出に関するニュース
2008年09月03日(水)19時24分
Premiere誌はMark Salisburyによる「ポニョ」の批評を掲載しました。
宮崎駿の最新の傑作であるこの楽しくかわいい、とてつもなく想像力に富んだ人魚姫に似た子供向けのファンタジーを描写するのに適当な最上級の賛辞は見当たらない。驚くほどの色とスペクタクルと創造性にあふれたシークエンスでこの映画は始まるので、観客の顔には笑顔が張り付き、それは上映時間の101分の間しっかりそこにあり続ける。
(ストーリー紹介省略)
このようにシンプルなストーリーを基に、宮崎は鮮やかな色彩の乱舞ととめどないイマジネーションを指揮し、魅力的なキャラクターと先史時代の怪物が特に好きな5歳の子供の心から現実世界に飛び出してきたように見える気まぐれな海の生き物達を、彼独特の成功を収めたビジョンに大量に住まわせる。環境問題と隠された破壊的な性向への同意や、日本の特別な倫理観(宗介の母親は車のスピードを出しすぎて自身と息子をよく危険にさらすし、ストレスを感じるとビールの缶を開けるのが好きだ)もまた見られるが、この映画は、67歳で彼の仕事のピークにあるアニメーションの巨匠が再びもたらした忘れ難いすばらしい映画である。
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